コンタクトイメージセンサとは?
コンタクトイメージセンサ(CIS)はラインスキャンカメラの一種で、レンズ・照明・センサが一体型になったカメラです。
従来のラインスキャンカメラによる撮像では、カメラの他にレンズや照明を用意し、照明の調整やシェーディング補正など撮像までに大掛かりな設置作業と調整が必要でした。
しかし、AxCISのようなコンタクトイメージセンサではWDが合えば照明の調整やフォーカス調整などは不要で高精細な撮像が可能になります。

AxCIS 3つの特徴
1. 最大120kHzでの高速撮像
インターフェースにCamera Link HSを採用したことで、
業界最高クラスの撮像スピードを実現しました。
使用するファイバーケーブルは他のマシンビジョンケーブルよりも安価に提供可能なため、システムのコストメリットに貢献します。
2. 900dpiの高解像度
400mm / 800mmモデルともに900dpiでの撮像が可能なため、幅の広い対象物を高精細に撮像することが可能です。
筐体に照明が付いており、WDが通常のラインスキャンカメラより近いため、省スペースでの設置を実現しました。
これにより、印刷物以外にもシート状の対象物やフィルム等の検査で非常に有効です。


3. 欠落画素のないシームレスな画像
他社製CISの場合、センサとセンサの間に隙間があるため、設計上欠落画素が生まれてしまいます。
しかし、AxCISの場合はセンサをオーバーラップさせることにより欠落画素の無い100%シームレスな画像が出力されるため検査精度の向上に貢献します。
アプリケーション事例
バッテリーの電極シートやセパレーターの検査、印刷物、フィルムなどの外観検査に最適です。

・バッテリー電極シート外観検査
・透明フィルム外観検査
AxCIS 紹介動画
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