【ディープラーニング】NAIT v4.3.0がリリースされました

この度、ディープラーニングソフトNAIT(ナイト)のv4.3.0がリリースされましたので、ご案内申し上げます。

マイナーアップデート(v4.3.0)

新機能

•OCRモデルに「テキストルール」機能を追加し、ユーザーが指定したテキストレイアウトを検出できるようにしました。
•OCRモデルに「テキストルールによるラベルチェック」機能を追加し、テキストルールで作成されたレイアウトを使用してラベルを確認できるようにしました。
•OCRモデルに「文字修正フィルター」を追加し、数字の「0」とアルファベット文字の「O」など、モデルが混同しやすいテキストを修正できるようになりました。
•フローチャートで複数クラスを単一の画像セットとして生成する機能を追加しました。
•推論センターで複数のクラスを単一のモデルに接続する機能を追加しました。
•モデル作成リストパネルとアクティビティパネルを並べ替える機能を追加しました。
•学習タブに、セグメンテーションモデルとアノマリーセグメンテーションモデルの予測補正を切り替えるオプションを追加しました。
•学習タブのセグメンテーションモデルに「パッチモード」および「リサイズモード」オプションを追加しました。
•データタブの測定ツールに、曲線の長さ、面積、体積 (DICOM データ) の値を測定する機能を追加されました。
•[ランタイム] 異なる照明条件下で撮影された画像を1つの画像に結合する機能を追加しました。

改善項目

•データタブにセグメンテーションモデルのクラスごとの平均確率値を追加しました。
•データタブにセグメンテーションモデルの背景なしの平均確率値を追加しました。
•ファイルタブで画像を編集してインポートする際に、画像の補間方法を線形補間法に変更しました。
•Enterキーを使用してモデル名の編集を確定する機能が強化しました。
•データタブのビューフィルターが改善され、キーボードショートカットを使用してラベルと予測を切り替えることができるようになりました。ラベルの場合は「 [ 」キー、予測の場合は「 ] 」キーを押します。
•ブラシ、消しゴム、その他の線ツールを強化し、キーボードショートカットを使用してサイズを調整できるようにしました。
•データタブでラベルマスク画像をインポートする際の穴の表現が改善されました。
•[ランタイム] Predictorとフローチャート使用時のメモリ安定性が向上しました。

バグフィックス

•推論センターでの一括画像推論に関する問題を修正しました。

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